2019/07/11

月末月初に4連休をとるというケアマネらしからぬ行動をとったおかげで、連休前の忙しさは目が回るようだったし、頑張ったわりには全ての仕事を済ませてスッキリと休みに入ることもできなかった。そして、連休明けには山のような申し送りが待ち構えていると思うとさすがにげんなりしてしまう。それでも家族旅行は楽しかった。

今回のお出かけは実家新潟への里帰り。前回は正月だったので約半年ぶり。娘はよちよち歩くようになって、指差しや、気に入った単語をしゃべったり、動物の鳴き声を真似たりする。したいことが通らないとこの世の終わりみたいに絶望にうちひしがれ、したいことをしているときはとても満足気に笑みを浮かべる。今は〝なにがなんでも自分の足で歩きたい期〟らしく、抱っこにベビーカー、もちろん道中利用せざるを得ないチャイルドシートに収まることにも必死の抵抗がある。楽しいドライブだけど、なかなか骨の折れる旅でもある。

実家には夕方頃に到着した。そういえば、去年の秋からチャミという猫が実家に住んでいる。娘は動物への興味がすごいので、興奮して追いかけ回してチャミを怖がらせたり、逆に爪で引っ掻かれたりしないかと心配していた。案の定、娘はチャミに大接近してはちょっかいを出していたけど、チャミはとても大人で、娘には爪を立てることなく仲良く戯れていた。(迷惑そうでもあったけど)

夕飯にはいつものように食べきれないほどの料理が並ぶ。苦しい苦しいと言いながらも美味しいのでついつい食べすぎてしまう。妻は授乳が終わっていたのでビールを呑みながら料理をぱくついていた。寝る前、妻が下腹部の痛みを訴えてきた。以前、虫垂炎を散らしていたこともあり「入院になったらどうしよう。」と落ち込んでいた。翌朝まで様子見て、痛みが引かないようなら病院に行くということにして寝た。朝になっても痛みがあったので、父のかかりつけ医に診てもらうことに。病院には父に付き添ってもらい、僕と娘と母は市民プラザ内にある児童センターで遊んだ。お昼前には妻の検査も終わった。小腸が少し腫れてるけど抗生物質で様子見をみることとなる。痛みが継続するようなら東京のかかりつけ医に診てもらったほうが良いとのことだった。妻は里帰り中、素うどんしか食べることができなかったけど、大事に至らず一同一安心した。

薬が効いたのか翌日には痛みはほどんどなくなり、みんなで水族館に行くことに。去年リニューアルした地元の水族館は、雨にもかかわらずたくさんの人で賑わっていた。見応えある内容だったけど、娘は魚がピンとこないらしくひたすらフロアをふらつきまわっていた。
午後になると雨があがった。妻の「せっかく新潟に来たんだから、この娘に日本海みせてあげたい。」の一言で、娘が昼寝から起きたら海に出かけることにした。はじめて目にする巨大な砂場に娘は嬉しそうによちよち歩きまわり、海から流れ着いたガラクタを拾っては、にやにやとそれを大事そうに抱えていた。その姿が可笑しくて妻と笑った。午前中まで雨だったので海は綺麗とはいえなかったけど、海をぽかんと眺める娘の横顔に光が差し込み、妻の「うみは〜ひろいな〜おおきいな〜」と口ずさむ歌声が聞こえてきて、なんとも美しい光景だった。娘は足に波がかかると怖がっていたので、妻が抱っこして波遊びをしていた。僕は写真をパチリと撮り、6月最後の思い出を宝箱にしまい込んだ。