2019/04/07

娘が寝返りして少し泣き声をあげる。背中を軽くとんとんするとそのままくーくー寝息を立てる。どんな夢をみているんだろうなあと寝顔をしばらく眺める。時計をみると5時過ぎ。ここ最近は夜泣きも随分と少なくなり、抱っこしてゆらゆらしなくてもひとりで入眠できるようになった。1月頃は抱っこしないと狂ったように泣きわめいていたのに。ひとりで眠りにつくことを学んだ娘はえらい。こういう些細な成長からも、生きることってすごいなあと感動して下手すると涙が出たりする。娘はストレスをダイレクトに表現してくる。大人になればそこをグッとこらえて生きる。きっと、本当は泣きわめきたいくらい辛いことだってあるだろうに、なにごともなかったような顔して生きている。それが良いとか悪いとかじゃないのだけど、なんていうか、みんなえらい。と、そんなことを思いながら僕もまた眠りに落ちる。

6時半くらいに起きると少し余裕を持って出勤できるのだけど、娘が起きなければ大体7時くらいまで寝てしまう。寝起きの娘は機嫌が良くて、キャッキャと僕や妻にまとわりついて可愛い。妻は台所で朝食の準備をはじめ、僕は娘のオムツ替えと服薬済ませて、洗濯機をまわしながら朝の支度を進める。僕が出勤する時間に妻と娘は朝食といった具合。僕が「じゃあね〜」と手を振ると妻と娘がバイバイしてくれる。

先日、新居が決まり、引っ越し業者に見積もりも出してもらって、値上がりする家賃にびびりながらも少しずつ転居の準備を進めている。転居と言っても、今の家から300mほど離れたところへの引っ越しなので生活環境はそこまで変わらない。こんな近距離の引っ越しは初めてだ。何はともあれ、通勤中に物件を探す必要がなくなり、こうして雑記を書く余裕もできた。
なんだかんだ仕事にも余裕出てきたし、娘も夜寝るようになってきたし、今後部屋数も増えるので、少しずつ作品つくりしたいなあ。というもの、先日諸事情でサイトを作りなおした際に、過去作品を掲載することにしたのだけど、写真も文章も今の僕とは微妙なズレがあって、それがどうにも気持ち悪い。別に誰に求められているわけでもないけど、今の僕を残さないと!とそわそわしてしまう。

仕事が終わり外に出ると辺りはまだ明るくて嬉しくなる。帰りの電車に揺られながら夕陽に照らされた河辺の美しい景色を眺めることもできる。こういう風景をずいぶん撮ってないなあ、、なんてことを思いながら、カメラロールをスクロールして、この前、家族でお花見した時の写真を探す。桜の木の下で、妻がシャボン玉を吹いて娘の気を引こうとしているけど、娘は落ち葉に夢中で地面ばかり覗き込んでる写真に目が止まる。こんな絵にならないものでさえも愛おしいのだから写真というものの懐の深さに感心する。
最寄駅で電車を降り、自転車に乗り換え坂道を下る。途中、夜桜の下を通り過ぎた。来年は夜桜もいいなあ、、と家族で夜のお散歩するのを想像してわくわくする。

家に着くと、妻が洗濯物を畳み、娘が畳んだ洗濯物の山をなぎ倒しているところだった。部屋中に散らかった玩具と絵本と洗濯物。手洗いうがいを済ませて妻とバトンタッチする。妻は僕らの夕飯の準備をはじめ、僕は娘と遊びながら残った洗濯物を畳み、風呂掃除をする。よろよろと少しだけ歩けるようになってきたり、好きの主張がはっきりしてきたり、日々の変化に目が離せない。今を大切にするというのはまさにこういうことだと思ったりする。
僕と妻の食事が終わり、お部屋の片付けをして、娘とお風呂に入る。背中の湿疹がなかなか良くならないのが気がかり。妻が娘を受け取り、就寝の準備をする。僕がお風呂から上がると寝てる時もあれば、まだキャッキャとごろごろしてるときもある。朝同様、妻や僕に機嫌よくまとわりついて可愛い。そんな娘も、妻がお風呂に入ってる間に大抵は力尽きて寝てしまう。僕の布団にでーんと横たわる娘。仕方ないので僕は娘の布団に寝転び、娘の寝息をきく。我が子の寝顔を眺める親がみんなこんな幸せな気持ちになってくれたらいいのになあと、小さく祈る。