2017/12/14

あんなにぼくを生かし続けてくれた写真は影をひそめてしまった。写真そのものに意味がないなんてこれっぽっちも思わないけど、少なくとも今のぼくには必要ないのかもしれない。ぼくは、ぼくが必要としているかどうかで、ものつくりをしている。ぼくを救ってくれるのかどうかが重要なんだと思う。
今ぼくを救うものは写真ではなくて、いち早く仕事を覚えることだったりする。そういえば、昔、ある事情から金がどうしても必要で稼ぐことがぼくを救っていた時期もあった。それはともかく、生活がとても大事なんだと改めて思う今日この頃。

それは、赤ちゃんが産まれることにも関係しているのかもしれない。妻は「私たちはもう十分に楽しんだ。これからは子供のために生きようぞ。」と言う。「そうだね。」とぼくは笑った。
だけど、ぼくは、ぼくのために生きるだろうし、妻のために生きるだろうし、子供のために生きるだろうし、また写真に熱中したりもするだろうし。ただ、今ぼくがいる場所はなにものにもなる必要がない世界。唯一のぼくになるために輝く必要も、価値を高める必要も、大声をあげる必要もない。ただただ生活が大事なんだと改めて思う今日この頃。

赤ちゃんと転職と写真と。これからどうなってゆくのか楽しみでしかたない。