2017/09/07

ぼくは信じていない
朝がくることを
目がさめることを
隣にきみがいることを
パンが焼けるにおいを
珈琲がうまいことを

ぼくは信じていない
自転車が前に進むことを
空が青いことを
仕事があることを
役立っているということを
くしゃくしゃにしたあの笑顔を

ぼくは信じていない
おなかがすくことを
足が疲れることを
声が枯れることを
この喜びも
この悲しみも

ぼくは信じていない
この世界がすてきだということを
ひとが愛しいということを
日々はよくなってゆくことを
誰もが価値ある人間だということを
全てに意味があることを

だから、死ぬほど信じることを信じたい